入会したままつつがなく過ごしていて、「2007年の回顧と展望」でも言及してしまったので今更感がそこはかとなく漂いますが、ともあれ、昨秋を以て財団法人日本エスペラント学会(JEI, Japana Esperanto-Instituto)に入会しました。
蜃気楼に終わらせぬ決意を新たに
年の瀬に「エスペラント」誌(La Revuo Orienta)の「はじめまして」欄の寄稿依頼を頂戴したので、エスペラント翻訳システムを作っているという少々もの珍しい原稿をお送りしました。この拙文は遠からず載せていただけるそうなのですが、困ったことに載る頃に翻訳システムが開発完了する目処は全くありません。ゆえに姑息にも「開発中」であると逃げ道を講じたのですが、読者諸氏の幾分かの割合の方々が興味を持たれて本サイトにアクセスされたとしても、翻訳システムはない、構文解析・意味解析モジュールは開発中、せいぜい造語を解析する辞書引き機能が目新しいくらいだとなると、失望を与えてしまわないかと今から戦々恐々です。
時事ネタになりますが、福田首相は1月21日の通常国会の代表質問に際して「政治とは行動であり、結果でございます」と宣いました。これは、主語をウェブサービスに置換しても十分成り立ちます。確かにErmitejoは趣味の世界での開発ではありますが、公刊物で宣言してしまった以上はそれなりの責任も伴われるのは当然でしょう。与野党の主張はどうあれ、この答弁の断片は政権を担う人間としては出色のもので、私は自民党員ではありませんが天晴な発言だと感じました。
勿論、ワンフレーズ政治ではいけないのと同様、開発も有言実行を心掛けたいものです。そうでないとヴェイパーウェア(vaporprogramaro; 英vaporware)、敢えて和訳するなら「蜃気楼ソフト」すなわち「出す出す詐欺」に終わってしまいかねません。行動の結果を早期に公開出来るように、辞書引き関連の機能追加アイデアをまずは実装することをここ数日は考えています。