Ermitejo - エスペラント語日本語翻訳

#BLOGO
Perlモジュール評 ~ Template ToolkitとHTML::Templateの使い分け >
2008/8/3

急げども回ら(れ)ない

分類: 備忘録, 開発記 / タグ: , ,

ウェブログの死亡フラグ、というより死亡認定の閾値であるところの3ヶ月を閲して参りましたErmitejoですが、どっこい生きています。Ermitejoの更新を楽しみにお待ちいただいている全国数十万人のユーザの方々、Ermitejoの翻訳システムの完成が待ち遠しくて日々ご飯が喉を通らなくなったアジア数百万人のユーザの方々、Ermitejoという文言があれば毎日が幸せで仕方がないという全世界数千万のユーザの方々には、大変お待たせ致しました。

……という悪ふざけを出来るような状況でないことは承知していますが、いやはや見通しが甘かったです。というのも、4月5月は仕事が忙しいことは分かっていたのですが、6月になったらまったりするだろうと構えていたら、いきなりの電撃異動辞令が発令されました。以降、それ以前にも増して仕事を通しての自己実現に励んでいました……と言えば聞こえはいいのですが、その実毎日帰宅して寝るだけ(土日のうち土曜日は丸一日寝込み、日曜も覇気無く過ごすという体たらく)という非生産的な毎日を送っていました。

……などと書いているからには一段落付いたのかと思いきや、その実、状況は全く変わっていないどころか、より焦臭さが増してくる素敵な夏になりました。というわけで、一朝一夕に大胆な更新が入る余地が薄いのですが、「時間がないと嘆くより進んで時間を作ろう」というどこかで聴いた標語に則り、細々と更新を続けていけたらと思います。

言い訳を重ねても見苦しいですし、既に十分見苦しいという説もありますが、こっそりとトップページ等で(6月初頭、異動直前の凪の頃に)更新していたことを明らかにしていた、辞書引き機能の更新点等を今頃引っ張り出してみることにします。

改版点のおさらい

versio 2.4.1 (43-a publikigo, en 2008/06/02)

  • 【機能追加】辞書引き時(単語辞書引き・文章内単語訳とも)に、フォーム送信時に入力欄の色を反転し、送信中であることがより明示的に分かる様にしました。

versio 2.4.0 (42-a publikigo, en 2008/06/01)

  • 【機能追加】文章内単語訳機能で、Shift+Enterのキーコンビネーションでフォーム送信を行う様にしました。

車輪の再発明の意味

勉強のためか、それとも

以上、何とも寂しい更新量ですが、内容もまた華やかとは評しがたいものです。

さて、前々日から(途中3時間程度の覚醒期間を挟んで)30時間程度寝入った所為か、夏なのに妙に元気が出た私は、ここでふと考えました。30時間も寝るのは或る意味病気じゃなかろうか、と。いや違いました、何でこんな更新を、しかもこんなお手製コーディングで行ったか、ということをです。

そもそも、こういう見栄えや操作性については、世に咲き誇る各種フレームワーク(prototype.jsscript.aculo.us)の果実の恩恵に与るという方法が一番です(勿論それらは見栄えだの操作性だのといったもの以外にも活用出来ます)。

では何故敢えて機能が優れてもいない、バグも(多分)潰し込めていない、マルチプラットフォームもあまり気に出来ていない、という三重苦を背負ってゴリゴリとコーディングするのでしょうか。いつぞやの勉強と趣味のために車輪の再発明を行うと称した精神を護持しているのでしょうか。

単に仕事の負荷量が若干落ち着いたことで良からぬ気を起こしたのかも知れませんが、よくよく自省してみたところ、かなりしょうもない事実が明らかとなりました。

単に目先の楽をしたいだけ

お恥ずかしいことに、敢えてフレームワークを使わなかったのは、単に新しく色々とフレームワークを覚えるのが面倒なだけだった、ということに思い至りました。いやはや何とも美しくない。「何を書けばいいのかが分かるプログラマよりも、何を書かなくていい(出来合のものを使えばよい)かが分かるプログラマの方が、出来るプログラマ」という常識に真っ向から逆らっていました。

いや、分かってはいるのです。と言う人は大抵分かっていないので騙されてはいけません。何を言っているんだ私は。ともあれ、分かってはいるつもりでした。使えるものは使って、その空いた時間を、自らが真に注力すべきコードに充てるべきだと。また、何よりも、一から作るよりも、先人の叡智を活用することによってこそ、生産性が向上するのだと。既に存在し、広く使われているものを食わず嫌いしているのはいかにもMOTTAINAI。急がば回れとは、昔の人はよく言ったものです。

しかし、初めて自分のPCを触った高校一年生の頃の、或いは初めてプログラミングというものに触れた高校二年生の頃の、あの沸き立つような好奇心は枯れてしまったのかも知れません(急に昔のことを思い出すのは、やはり仕事の負荷で心を病んでしまって走馬燈が頭の中を回っているからなのかも知れません、と書いているくらいだからきっと大丈夫です)。「もう年だし、胃がもたれるし、脂っこいものはちょっと……」とでも称するような気力の欠乏を背景とし、「立派なフレームワークなんてtoo mach (tro multe)だし、ちょっと書くだけなら自分でやった方がいいさね」とでも称するような悪魔の囁きに屈してしまったのです。おお、何という怠慢!

という反省

ということで、ちょっぴり反省した私はGardejo 2.0として、今更流行らない2.0の札を罰ゲームのように引っ提げて、格好いいプログラマを目指して再利用道に邁進したいと思います。

といっても、まずは見栄えという「皮」よりも解析・生成のロジックという「あんこ」が大事なので、結局ゴリゴリと書くわけです。また、LiLFeSの車輪を後追いするのは、プロセス間処理の問題等々を総合的に勘案した結果、やはり続けることとしています。ついでにHTML::TemplateからTemplate(Template Toolkit)に引っ越したり、List::Utilを活用したり(後者こそ再利用の精神)出来たらいいですね。仕事でプログラマが殆ど出来ない(システムエンジニア≠プログラマ)鬱憤を晴らすために、楽しみながらプログラミングするという基本線は維持していきたいものです。

以上、更新が途絶えていたこと・生産性が芳しくないことに対する、見苦しい言い訳でした。あいたたたッ、石を投げないでくださいッ。

#99 (2008/08/03 23:33:29), Gardejo

コメントはまだありません »

コメントはまだありません。

このコメント欄の RSS フィード トラックバック URL

ご意見・ご感想をお寄せください

Perlモジュール評 ~ Template ToolkitとHTML::Templateの使い分け >
< 脇書非表示 > 脇書表示