ザメンホフ生誕150年の年に
2009年はザメンホフの生誕150年ということで、エスペラント運動や国際理解の梃子にするような言説もありますし、エスペラントを知らない人の心へ届く切っ掛けとしては重要かも知れません。しかし、活気付けの因子としての過大な期待を掛けてしまっては、博士も困ってしまうでしょう。
そもそも「○○の年」といえば2008年は国際言語年でしたが、勤め先の社員1000人超に訊いても知っている人は5人もいないでしょう。Googleの検索結果の件数が傍証ですが、国際言語年(955件)は同じ国際年である国際ジャガイモ年(9400件)の10分の1と、圧倒的な差を開けられています。確かに食は人間の生活基盤の最たるものなので、言葉が食べ物よりも上等だとは思いませんが、それにしても「記念の年」というものの位置付けを改めて顧みるに値する事象だとは思いませんか。
冷笑していては世の中は変わりませんが、いかに博士の業績が偉大であったとしても、それのみに頼った活動をしていてはいけません。運動や国際理解は何か契機があったからといってやるものではなく、何も契機がないところでもやり続けることが肝要です。そうでなければ、メトカーフの法則の適用例を増やしてしまうことになってしまいます。
2009年のErmitejoに乞うご期待!
お陰様で今年も無事に開発を進めることが出来ました。稼業に忙殺されながらも結果として1万5千行を書き進めることが出来たのも、変わらぬご愛顧の賜だと深く感謝しています。
来る年がどのように定義された年であるかに関わらず、時間は平等に訪れます。そして、年の定義に意味を見出して活動するより、活動することによって定義付けられる年にしたいと願っています。Ermitejoにとっての飛躍の年であったと。
定性的な物言いで恐縮ですが、来年も出来るだけ頑張っていくつもりなので、どうぞよろしくお願い致します。それでは、Feliĉan novan jaron!