日本広しといえど、今更エスペラントと日本語の翻訳システムという「車輪の再発明」を行おうという物好きは私くらいのものだと思っていましたが、先日物好きの仲間が増えました。アキラさんという方です。「エスペラントを勉強せずに」というブログを立ち上げられ、精力的に更新を続けていらっしゃいます。
ブログを数ヶ月も平気で放置するどこかの誰かはアキラさんの爪の垢を煎じて飲むべきだと思いました。
という反省はさて措き。そんなアキラさんが上野式システムにいたく驚かれているようです。「上野式」というのは、故・上野俊夫氏が1985年4~6月の「PCマガジン」(ラッセル社)に連載された機械翻訳のシステムです。その後同社から『パーソナルコンピュータによる機械翻訳プログラムの制作』として書籍にもまとめられています。
その「驚き」というのは、私もいつか来た道です。現在は「敬意を表して別の道を行く」こととしています。この記事では、自然言語処理を趣味で取り組んでいる方へ向けて、「別の道」を採った判断根拠や、「別の道」としてのHPSGやオブジェクト指向Perlという道具仕立ての利点などを、簡単ではありますが紹介してみます。
(「HPSGとオブジェクト指向言語による機械翻訳序論」の続きを読む)
やや古いながら現在進行形の話題です。HDD業界の雄であるSeagate製のHDDに於いて、大規模なリコール騒動が巻き起こっています。
広範な主力製品で発生しうる問題で、Slashdot.jpでも「Seagate社、自社製HDDの不具合を認める」という記事や、「Seagate製HDDの最新ファームウェアに新たな問題」という記事が出来上がっています。後者は広い意味での業界の「中の人」としては、ありがちな失敗談として苦笑せざるを得ませんが、ユーザにとっては堪ったものではありませんね。
Windowsでの影響調査方法としては、記事を書いた次の起動時に障害が発生したという不運なGIGAZINE編集部が公開した「Seagate製ハードディスクのファームウェアに致命的な不具合、起動不能・アクセス不能になることが判明」という記事が比較的判りやすいかと思います。
幸いにして現有のHDDはいずれも該当のHDDではなかったようで、一安心といったところです。
ただ、ermitejo.comをホストしているCoreserver.jpのサーバのHDDの素性は不明です。Linuxでの調査方法としては、hdparm位しか思い付きませんでした。しかし、権限の問題があり、流石に一般ユーザでは判りません。
ermitejo@s32:~> /sbin/hdparm /dev/sda /dev/sda: Permission denied
昨今の運営状況を鑑みると、残念ながらデジロック社側からのアナウンスはあまり期待出来そうにありません。そこで、サイトオーナはバックアップ取得を今まで以上に留意する必要がありそうです。こうした共用サーバでのハードウェアの素性を調べる良い方法がありましたら、教えていただければ幸いです。
そういえば1月15日からwillcom.comというメールアドレス用ドメインの供用が開始されました。ということで、エスペラントのメール辞書引き機能について、「短い方のアドレス」の受容可能アドレスの規則を変更し、先程対応版を反映致しました。
早めの対応が出来なかったささやかな理由や、実装してみて気付いた違和感などは、コードを肴にしつつ以下で述べます。
(「メール辞書引き機能のwillcom.comへの対応」の続きを読む)
Perl 5.10.0のcoreserver.jpへの導入(発起編)という記事を年末に書きましたが、正月休みには作業が出来ませんでした。ということで少々時間が出来たことで作業したのですが、存外に簡単に出来てしまいました。以下にその手順をご紹介します。XREA plusでも同様の手順だと思います。
Perl5.10.0を、ホスティングサービス会社の共有サーバのユーザ領域にインストールしたい。例えばcoreserver.jp等で使いたい。
ActiveState社の用意したパッケージを使ってインストールします。coreserver.jpへのインストール方法の詳細は以下の通りです。
(「Perl 5.10.0のcoreserver.jpへの導入(実践編)」の続きを読む)
計算機に血が通っていないとか、計算機が優しくないだとか、そのような紋切り型の表現が後を絶ちません。計算機で動かす情報システムの送り手としては、どうしてもそうした表現が気になってしまいます。
しかし、それらの慣行を見直す時代が来つつあります。情報システムが実現するであろう新時代の旗手たらんとする送り手側の気持ちを知っていただきたくて、私の考えを述べます。
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