この度、エスペラント日本語翻訳システムErmitejoの開発に使っております機器が一斉に故障致しました。このため、Ermitejoのソースなどの開発資源の一切を失ってしまいました。Ermitejoの完成を心待ちにしてくださっているユーザの方々に、深くお詫び申し上げます。
今晩、年度末の大掃除をしようとしたところ、LAN配線に足を引っ掛けて転んでしまったのが直接の原因です。その拍子にLANケーブルで繋がった全ての機器が机から棚から次々に雪崩を打って落下してしまいました。これにより、開発用ワークステーションやバックアップ用の正副両系統のNASのHDDが軒並みdisk errorを引き起こしております。
また、機器が落下したことによってバランスを崩した棚が、その脇の本棚に衝突し、本棚のガラス戸を破り、中に保存していたDVD-R, CD-R, MO, USBメモリ, FDなどを物理的に損傷してしまいました。これらのメディアも読み取ることが出来なくなっています。
HDDのデータサルベージ業者などをこれから手配致しますが、物理的な損傷を来したため、復旧の見込みはまだ経っておりませんし、復旧する可能性自体も極めて低いものと想定しております。復旧が不可能である場合には、開発者である私の記憶の残る限り、元のコードの復元に努めることを考えています。ただし、設計文書なども含めて全ての資源が失われたため、原状に戻るまでには数年程度の時間が掛かりそうです。
システムの一部分として先行公開している辞書引きシステムでさえも、多くのユーザの皆様にお使いいただき、ご指導やご鞭撻を賜って少しずつシステムを成長させてきたのですが、今回の事件でその前途に重大な障害が発生したことについて、とても残念でなりません。散々ヴェイパーウェアだと自虐して参りましたが、まさか本当に雲散霧消してしまうとは、予想だにしておりませんでした。どのような形でお詫び申し上げたらよいのかも、皆目検討が付かない状態です。
今後についての詳細は以下に述べますが、まずは取り急ぎご連絡させてください。
Ermitejoのバックアップ体制は盤石です
申し遅れましたが本日は4月1日です。昨年に引き続いて、どうかお察しください。
さすがに何かのコントのようなカタストロフは起きませんし、Ermitejoの資源一式は安泰です。開発の進捗も安泰と宣言したいところですが、その嘘はつかないこととします。年度が明けたので少しは光が見えそうです。
なお、私はソースやテストコードなどの資源一式はリモートサーバにあるSVNリポジトリにも格納しており、バックアップもローカルの正副のみならず、リモートサーバやら私のPHS内のMicro SDカードやら、あちこちに保存しています。家が焼けても盗難にあっても、Ermitejoの開発は停止しません。どうかご安心ください。昨今の進捗度合いに鑑みて、冗談と受け取ってもらえなくなりかけたのではないかと戦々恐々の毎日です。
そもそも、最初はリアリティを追求しようと盗難ネタやら火災ネタなども考えたのですが、(Sleipnirの柏木泰幸氏の例もあって)いささか不謹慎であるため、「続きを読む」ことなしでも嘘の臭気が漂う大崩壊ネタでまとめてみました。Sleipnirに倣って私も独立してしまおうかと42ナノセコンドくらい考えましたが、どう考えてもご飯を食べられる見込みが立たないので、金融ユー子のSEに身をやつした生活を続けようと思います。