この開発日誌での言及が遅れましたが、辞書引き機能のversio 2.0.2を公開しました。AJAXを用いた見出し語インクリメンタルサーチの挙動を変更したものです。
単なる機能追加だけではなく、結果画面での当該検索条件での絞り込み処理を省略しているので、戸惑われることがないかどうかが気に掛かっています。
先月末頃から、(主に海外からの)プログラム化されたスパム的トラックバックの被害に遭い始めました。既に運営方針でも掲げているように、いくらスパマーさんが頑張っても、天下のAkismetプラグインがこれらを蹴散らしてくれているので、実害は表面的にはありません。しかし、細かいところでは色々と問題があります。例えばWordPressはコメント(感想)もトラックバック(言及通知)も同じように採番していますが、それ故に、「最近のコメント」で掲示しているコメントIDが恐ろしいほどに飛び飛びになってしまいました(#8の次は#158!)。
流石にこのまま日に数件増えるのはぞっとしないので、ばっさりと.htaccess側でスパムを遮断するようにしました。島国日本鎖国根性で生活するなら、日本のIPアドレス範囲をざっくりと決めて、それ以外のアクセスを遮断するのでしょうが、国際交流を謳うエスペラントに関するウェブサイトを運営しておいてそれはあんまりなので、明らかにスパムと思われるユーザエージェントによるPOSTメソッドによるアクセスを拒否した次第です。
以降、嘘のようにWordPress側まで到達するPOSTが無くなり、ログで見ても面白いようにスパマーがHTTP 403(forbidden)に引っ掛かるようになりました。かくして、私の心の平安は保たれたという訳です。
ここまでは単純にめでたしめでたしなのですが、万が一想定の範囲を超えてアクセスを遮断しているといけませんので、上記の制限を行った旨を公開しようと思いました。GETメソッドは遮断していないので、このウェブログの記事として書けば問題ありません。こうして、Mi refuzis partan aliron (アクセス一部制限のご連絡)という記事を公開しました。
……しかし、ここでふと気が付きました。トラックバック(英: TrackBack)はエスペラントでは何というのでしょうか?
(「トラックバックはエスペラントで何と書くか」の続きを読む)
改めて語るまでもなく本サイトの使命はエスペラント日本語翻訳システムの完成・運用にありますが、その副産物として運用している辞書引き機能について、考えあぐねていることがあります。アクセス統計を見る限りでは、少なからぬ割合(3割前後)で、エス和ではなく和エスの単語検索を試みていらっしゃいます。こうした逆引きは、「エスペラント語の文書から日本語の文章へ翻訳する」という方向とは正反対であるため、これまで開発・提供しておりませんでした。
しかし、使う側の立場に立ってみれば、辞書引き機能がどのような計画の副産物であるかは気にしないはずです。ヘルプを見れば逆引きが出来ない旨は記載してありますし、Ajaxによって逆引きと思われる要求は画面遷移なしに提供対象外機能である旨を表示していますが、これも利用者にとってみれば、一般的にはどうでもよいことです。
送り手側の事情をつまびらかにすると、実のところ構文解析機能はそれなりに大変で、目新しい機能の提供はこの先短い期間では望めないということがあります。他機能への少々の浮気というか脱線の一つも出来ない甲斐性なしでは、開発継続の気分を高揚出来ないのではないかと思っています。また、エス和方向の訳語絞り込み方法の着想を、逆引きの和エス方向の開発で得ることが出来れば嬉しいなとも思っています。
このような辺境のドメインには、お越しになる方はあまり多くはないかも知れませんが、もしご希望・ご意見・その他がありましたら、コメント欄等にでもその旨を記載いただければ幸いです。
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